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第2回 英彦山峰入り道トレイル [トレラン]

4日(日)

第2回 英彦山峰入り道トレイル (36キロ D=3100m)

記録 6時間45分14秒 総合9位

20221204英彦山峰入り道トレイル.jpg

今日は英彦山峰入り道トレイルに参加してきました。
天気も持ってくれるかと思いましたが、願いかなわず雨・・ 
装備も迷いましたが、スタート時が9℃。標高が1000mあたりでのレースになるのでファイントラックとノースリーブ+レインジャケット。

5時30分に荷物を預けスタートを待つ。

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6時00分ほら貝の合図とともにスタート(独特の雰囲気)

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まずは古処山859m(こしょさん)山頂を目指す。
スタートから一気に859m直登。結構険しく感じる。これぐらいは想定の範囲だけど、まだ最初の山なのでほかの選手もいてペースを合わせないといけないので休めない。
古処山を少し下り第一エイド。饅頭と柿をいただく。

古処山から屏山(927m)へ向かう。

この標高になって来ると見晴らしもよく気分も高揚してくるんだけど、今日に限って天候も悪く視界も悪いし風も強い。

屛山 何も見えない・・.jpg

冷たい風に吹かれ一気に体温を奪われる。
身体が冷えるとエネルギーを消費するのでハンガーノックにならないようにする。
身体が冷えてなかなか食べ物を受け付けないけど、無理に口に放り込み少しづつ胃に流し込む。

屛山を越え馬見山(977m)を目指す。
この辺までくると、ほぼ一人。

このトレイルで一番の山だけど・・.jpg

これ。.jpg

馬見山山頂手前で一人選手を見つけ話しかける。
一人山の中を走っていて、ほかの選手を見つけると安堵感からつい話しかけたくなる。
色々と話していると、試走したことがあるようなのでいろいろとアドバイスをいただく。

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馬見山を越えると、多少の上り返しがあるものの5キロほどの下りらしい。
ここまでは感覚的に登りっぱなしのイメージなのでこのアドバイスは嬉しい。

嘉麻峠(小石原)を越えロード区間。

可動域が狭くなっているのでロードでもペースが上がらない・・
第2エイドを越えてからが危険?になるらしいので無理せずにマイペース。

第2エイドで味噌汁で胃を温める。あとはフルーツとレッドブルで翼を授かる。

第2エイド.jpg

しかし、第2エイドを越えていきなりの坂で内転筋が痙攣をしだす。
「まずいな・・・」寒いからといってレインジャケットを着たまま走っていたので汗としては結構でてることに、あまり気づかなかった・・
塩飴も持ち合わせていなかったので、とりあえず持っていたおにぎりで塩分を補給する。

脚もなかなか復帰せず、これまで一緒にいた選手に先に行ってもらう。

おにぎりの塩分が効いてきて脚も完全に痙攣が治まったわけではないけど、なんとかだましながらでも走れるぐらいまで回復。
でも、また一人。
一人になったとたんにテープ見落としなどのミス連発・・
ガーミンフェニックスに助けてもらいながらも大ロストにまではならないまでもかなりロスッた。

第2エイドを越えてからが、このレースの真骨頂

だんだん山が険しくなってくる.jpg

縄がないと登れないような岩を上り、平均台のような岩の上を進み(両サイドはもちろん崖)
大きな岩にふさがれたどこを通ればいいか分からないルート。
一歩間違えると大変なことになるようなところを、脚を攣りかけた状態でいくこの恐怖(笑)
第2エイドを越えてずっとこのようなコースがつづき第3エイド。

ここではフルーツと、カレーを塩分補給に3口分ほどいただく。

第3エイドを越えてもロープと身体を使って上るようなほぼ崖のような登りが続く。

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フェニックスのクライムを確認するとまだまだ続きそう・・
メンタルがかなりやられる。
第3エイドに入る前にかなりロスって、後ろの選手に追いつかれた・・
第3エイドを先に出て追われることで集中力を高めることができた。脚もまだ予断を許さない状況が続いてるけどエイドでカレーとレッドブル、フルーツで塩分とエネルギー補給し、一足早くエイドを出発。
かなり脚に来てるけど何とかまだ踏ん張ってくれている。
釈迦ヶ岳(844m)を越えても終わりの見えない激上り下りをえて、最終的に914mの山に登り、そこから一気に下まで激下り(下るというより落ちるといった表現がわかりやすいかな)

そして(念願)ロードに出る。

ロードに出るとスタッフさんがいて、もう山には入らないか確認する(笑)



そして無事にゴール。

いや、今までに経験したことのないぐらいのレースでした。
修験道というだけあってかなり厳しかったけど、途中から「うそやろ」なんかい独り言を言ったかわかりません(笑)
最初から最後までロストがかなり多く無駄な力や、塩分など寒いからといって携帯していなかったのもミスでした。
フェニックスでだいぶロストを最小限にカバーできたのはいいのですが、止まって確認しながらですので、もう少し直感力ですすめれるようにしていきます。

運営の皆さん、ボランティアの皆さん、雨の中ありがとうございました。
選手の皆さんもお疲れさまでした。ホントに完走するだけでも凄いです。

今はもう考えられないほど疲労してるけど、もう少し時間がたてばまたトライ!みたいになりそうな気がする。家に帰っても頭の中で考えてるのか「うそやろ」を独り言でいってたそうです。











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